世界の多くの場所で森林が消え、地球温暖化や野生動物の絶滅が心配されています。
一方、木材しか資源のない地域では、生活のために木材を切り、燃料や製品に変えざるを得ないという事実も存在します。
これらの組み立ての木製玩具は主に東南アジア(フィリピン、インドネシア)で製作されています。
私は直接、そのことを問い、彼らがどんな思いで製作しているか聞いたことがあります。
「私たちは現金収入が少ない山間部で、そこで生活する皆がいかにして働く場所を得、暮らしていけるかを考えました。
資源である木を無駄にせず、小さい部品は端材を使い、なるべく捨てる部分を減らし、手間をかけ、いい製品を作ることで少しでも価値の高い製品を作るよう、努力しています。」
アノマリ(アニマルとマリ=人間を組み合わせた造語)はそうして生まれました。
今、生産開始後10年を過ぎた彼らの木製おもちゃは、日本より欧米で高い評価を受けています。
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