著名な哲学者ホイジンガは人間をこう規定しました。
「遊び」こそ他の動物と人を分け、人を人たらしめているもの、歴史の根源、文化そのもの。
すべての遊びは、何よりも自由で自主的な行動であり、時には非生産的であるとしても、人の想像力と創造力のたまもの。
エエモンはそんな「夢のある、遊び心を持つモノ」を探し続けてきました。
時計にしても、「時間が分かる」という機能だけで満足するならば、二本の針と数字があればいい。
100円ショップでも、ちゃんとした時計が買える時代。
なぜエエモンは、言うならば、デザインや素材、カラー、微妙に曲げたラインなどという、つまらない違いにこだわるのか。
エエモンはそこにデザインした人の、作った人々の遊びとこだわり、いうなれば「人の熱き心の存在」を感じるからなのです。
エエモンは「ブランド」「価格」を盲信しません。
それは、「考え、迷い、選ぶ」という楽しい作業を否定してしまうことになるから。
当店には万人に通用し、欲しがるものはありませんし、そんなものがあったとしてもそれを販売するのはエエモンの仕事ではありません。
願うらくは、「遊び心」の産物(商品)がエエモンを通じ、一人でも多くのお客様のお手元に届き、価値を共有できるお客様と出会え、満足していただくこと。
エエモンの願いは、大変欲張ったものなのです。
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