バランスボール TOP > 中高年のバランスボール > 最後に伸び運動で、リラックス
伸びをすると気持ちのいいもの。しかし、立って行う上体後ろ曲げ(後屈)は意外と背中に負荷がかかり、背筋を痛めることがありますが、 ボールの転がりを利用すると、スムーズに行うことができます。左右にぶれないよう注意し、伸びるときには息を吐き出して行うとより効果的。
体側面の縮みも伸ばしてあげましょう。ボールが急に転がると、思わぬ力が体にかかることがあります。安定をとりやすいよう、足は大きく開くほうが安全です。 もちろん慣れてきたら、足を閉じ体が一直線になるほうが美しく見えますが、安全第一。
何度も繰り返しますが、中高年の方はつい「まじめにがんばる」傾向があります。受けてきた教育や、実社会で担ってきた責任感から、エエ加減にする、 ということが罪悪のように感じられるのでしょうか。バランスボール運動は、やり方によっては大変ハードなものにもなります。 ただ、中高年齢の方の運動にとって大事なことは、「身体の声を聞く」ということではないでしょうか。
「鍛える」という意識ではなく「整える」ことを重視してください。一部分だけを鍛えるのではなく、身体全体のバランスを正しく整える。 紹介したバランスボールの運動は、「どの部分を鍛える」とそれぞれタイトルが付いていますが、ボール運動の最大の特徴は、ひとつの運動によって身体のさまざまな部分も連動して動く、 ということにあります。「足裏の扁平が頭痛の原因だった」というのを聞いたことがありますが、まさに人間の身体も、全体としてひとつの調和を保って活動しています。 ご紹介した運動例を参考にして、皆様が「楽しく、無理なく、続ける」ことを願っています。
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