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『最良の運動は身体にとってだけでなく、魂をも満足させる』
(医学の祖、高名なギリシャの医者ガレノス=2世紀=の言葉です)
人間の身体は、座るためではなく狩猟をしたり収穫をしたりという、原始よりの活動的な生活様式のためにデザインされています。 例えば、足裏の土踏まずなどもそのためにあるのです。
しかし、現代生活の中で、人々はだんだん自分で動かなくなってきています。
その結果、筋肉の強度や柔軟性が失われ、背中がこわばったり、姿勢が悪くなり、腰痛や肩こり、 頭痛に悩まされる人々が増え続けているのが現状です。
もっと問題なのは、子供達ですら動かない生活を強いられたり、習慣にしてしまっていることです。
成長期にある子供の柔らかい筋肉や骨が、固定され、動かさないために充分な血流がいきわたらず、その結果筋肉の成長が阻害されたり、 柔軟性が失われるだけでなく、運動不足から身体能力が低下し、ケガや事故を招きやすい 、という点も大きな問題になっています。
『健全な身体には、健全な精神が宿る』『文武両道』など、身体と知能・精神の両立が望ましいことが言うまでもありません。 しかし、子供達を取り巻く環境は悪化、危険化し、表で遊ばせることすらはばかられる悲しい時代でもあります。
また単に環境だけでなく、全てが昔より複雑、不可解になりつつある現代。 「少子化」とはいうものの、競争はむしろ激化し、子供の自由な時間は減っています。
子供が机に向かっているうしろ姿を、チェックしてください。
背中が前かがみになり、頭は肩の位置より前に出ていませんか。
ボーリングのボール並の重い頭と上半身を、背骨と腰、背中の筋肉が長時間にわたって、不自然な姿勢で支え続ければどうなるのでしょうか。
ここに一つのデータがあります。
(スイス・スポーツ教師連盟・1991年)
「背骨の椎間板に栄養を運ぶ血液循環は、10歳以降は身体活動の活発さに大きく左右される」
つまり10歳以後の運動不足は、椎間板ヘルニアなど大人になってからの、重い病気の遠因になっている場合があるということです。
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